導光棒のメリット・デメリット

導光棒のメリット・デメリット

導光棒はライトガイドとも呼ばれていて、アクリル樹脂などを筒状にしたものの中にLEDライトなどの光源が組み込まれています。
反射を利用してより広い範囲に反射させることができる製品で、自動車部品や車内の装飾用ライトなどによく用いられています。アクリル樹脂を用いた導光棒のメリットは、軽量でガラスと違って割れにくいところです。落下の衝撃に強く安全性が高く、加工の仕方によって装飾のバリエーションが広がる良さもあります。
導光棒のデメリットは、明るさの確保でライトガイド方式への切り替えの際に問題になります。管全体が放電発光して充分な光量が得られる蛍光ランプと違い、導光棒の発光源は端面のLEDだけなので圧倒的に光量が少ないです。限られた量の光を読み取りエリアの中にどれだけ集められるかが問題で、実際に利用されるのは読み取りエリア内を照明する光だけです。点光源のLEDの光を使って細長い帯状のエリアを無駄なく均一に照明するには、棒状ライトガイドの設計が鍵を握ります。

導光棒の特徴とデメリット

導光棒は非常に高速に光通信を行うことができますが、いくつかのデメリットが存在します。そのひとつとして、導光棒は外部からの衝撃に非常に脆弱であるという点です。
例えば一般家庭で利用されているLANケーブルは柔軟性のある導線を使用していますが、導光棒に使用されているのはガラス製の管です。ガラス製の管が折れてしまうと導光棒として使用することができなくなってしまいます。非常にデリケートな製品なので取り扱いには十分注意する必要があるのです。
更に非常に高価であるというデメリットもあります。通信速度を高速化させることができるようになりますが、それでも一般的なケーブルとは違って非常に高価です。大量に導入しようとすると、費用がかかってしまう点があります。この2つの問題点によって運用が進まないことがあります。しかし、最新のプラスチック製の製品であれば安価で大量に導入が可能ですし従来の製品よりも高速に通信できます。